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東京のきれいな庭園を楽しむ~前編~

東京には江戸時代や明治時代に造られたきれいな公園がいくつもあります。

1.清澄公園-東京都江東区清澄3丁目


泉水、築山、枯山水を主体にした「回遊式林泉庭園」です。この地の一部は江戸の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷跡でした。明治時代に三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎によって庭園の造設が始まりました。

三つの中島を配した広い池が庭園の要になっています。水面には島や数寄屋造りの建物、樹々の姿がきれいに映っています。園内には大正天皇の葬儀に用いられた葬場殿を移築した大正記念館があります。そして、池に突き出るようにして建てられた数寄屋造りの建物が涼亭です。明治42年国賓として来日した英国のキッチナー元帥を迎えるために岩崎家が建てたものです。

2.六義園ー東京都文京区本駒込6-16-3


元禄8年(1695年)、江戸幕府五代将軍・徳川綱吉から与えられたこの地に、柳澤吉保が7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を造ったのが、六義園です。

庭園の中心部にある大きなシダレザクラは春になると、薄紅色の花が咲き誇ります。つつじの木を使って建てられたつつじ茶屋(あずまや)は今でも希少な姿を残しています。秋には紅葉のモミジに囲まれ、見事な景観となります。また、滝見茶屋(あずまや)に居ると、岩から落ちる水しぶきの音が爽やかに聞こえます。

3.小石川後楽園-東京都文京区後楽1-6-6


江戸時代初期の寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が江戸の中屋敷の庭として造ったもので、二代藩主の光圀が完成させます。光圀は明の儒学者である朱舜水の意見を採り入れ、中国の教え「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名付けます。

池は蓬莱島と徳大寺石を配して、琵琶湖を表現しています。一面をオカメザサでおおわれた円い築山があります。その姿、形が中国の景勝地・廬山に似ていることから、江戸の儒学者・林羅山によって小廬山と名付けられます。

後編はこちら

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